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厚沢部町教育林講座「ラン科植物の多様性~昆虫に受粉を頼るための様々な工夫」

厚沢部町土橋自然観察教育林では、教育林講座第1弾として「ラン科植物の多様性~昆虫に受粉を頼るための様々な工夫」を開催します。

日時:平成25年5月29日(水) 19:00~20:00

場所:厚沢部町図書館 視聴覚室(厚沢部町新町234-1)

参加料:無料

お問い合わせ:
厚沢部町教育委員会社会教育係(担当:石井)
0139-64-3318

 

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<内容のご紹介>

ラン科植物は被子植物の中でも非常に種数が多く、世界にはなんと3万種もの仲間がいるとのこと!その多様で美しい姿とよい香りは、世界中で多くの人びとを魅了しています。
このラン科植物の多様性には、昆虫のように花から花へ花粉を運ぶ「送粉者」という存在が深く関わっているという説が有力視されています。つまりラン科植物は「送粉者」の好みに合せ、その姿や香りをユニークに変化させてきたのではないか、といわれているのです。

講師の末次 健司氏ラン科植物に集まる「送粉者」の調査を通し、ラン科植物の受粉生態の解明に努めています。教育林でもラン科植物のそばにカメラを設置し、数秒ごとにシャッターを切る「インターバル撮影」という方法で、ラン科植物にやってくる「送粉者」の調査を行いました。

今回は土橋自然観察教育林などを調査地として行われた末次氏の研究内容をご紹介するとともに、「送粉者」との関わりから生じたラン科植物の多様性の秘密についてお話していただきます。