このたび、日高山脈博物館では、日高山脈博物館紀要「日高山脈研究」第2号を発行しました。
今回の論文は、学芸員の普段の研究内容と地域地質の課題を一時的にまとめたものですが、ご一読いただけますと幸いです。
下記ページからPDFデータをご覧いただけます。
www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/hmc/bulletin.html…
第2号目次
原著論文(Article)
ロジン岩から考えられる神居古潭帯南部超苦鉄質岩体の蛇紋岩化作用の条件とテクトニックな関係
Serpentinization condition and tectonic position of ultramafic masses estimated from rodingite in the southern part of the Kamuikotan tectonic belt, Central Hokkaido
東 豊土・加藤孝幸 1-17
Toyoto Azuma and Takayuki Katoh 1-17
日高山脈博物館紀要「日高山脈研究」(英名:Bulletin of the Hidaka Mountains Museum “Hidaka Mountains Researches”)は、日高山脈博物館が発行する、電子媒体のオープンアクセス研究紀要です。
日高山脈およびその周辺地域には、多くの自然が残されています。そのような自然は多岐にわたり、それぞれの分野で学術的研究や調査、自然資源の活用の理論や実践なども盛んです。これらの成果は、学術雑誌などメジャーな媒体によって数多く示されていますが、それら以外にも、多くの研究調査の成果や自然資源の活用理論や実践手法が存在しています。しかしながら、それらの成果は、公にはならずに埋もれてしまっている現状があると思います。
この博物館紀要は、そうした研究調査の成果や自然資源の活用理論・実践手法を共有する場として、創刊したものです。日高山脈及びその周辺地域における自然を解明し、その自然の研究調査や自然資源の活用理論・実践手法の記録を残し、記録された成果を広く公表することで、学術の発展および一般市民による研究活動や普及活動等に供することが目的ですので、さまざまな原稿を掲載したいと考えています。
この博物館紀要には、どなたでもご投稿いただけます。皆さんの日々の成果を、ぜひご投稿いただきたく存じます。