学芸職員部会の属する北海道博物館協会の第57回北海道博物館大会(北海道博物館協会・日本博物協会北海道支部・七飯町教育委員会)が、道南の七飯町文化ホールを会場に開催されました。学芸職員部会からもたくさんの部会員が参加し、総会や研究大会で研鑽を深めました。
特に、講談師を招いて「話す」ことをテーマとした研究大会では、展示や史跡などの解説業務における「語り」の技術について、実例に対する講談師からのコメントや、各館の抱える課題や工夫などの討議がされ、充実したものになりました。また、日本博物館協会の動向、国立アイヌ民族博物館の準備動向、国立科学博物館のレガシー継承事業などの特別報告も寄せられました。
夜には函館大沼プリンスホテルへ会場を移して懇親会が開催され、全道各地から集まった博物館関係者が交流を深めました。
北海道博物館大会は毎年1回開催され、博物館協会の事業を審議する総会と、博物館事業に関する研究大会、現地見学会(エクスカーション)などが実施されます。
なお、来年度(2019年度)は7月に北見市を会場に開催される予定です。