1984年にピリカカイギュウの愛称で知られるステラーカイギュウ属の化石が発掘されてから40年が経過したことを記念し、普段は公開していないピリカカイギュウの実物化石をはじめとする古代の化石を展示しています。
今から120万年ほど前、黒松内低地帯から八雲にかけての一帯は、冷たい海流が流れ込む海の底に沈んでいました。ピリカカイギュウが含まれるステラーカイギュウはそうした冷たい海に適応したジュゴンの仲間であり、大きな体と厚みのある骨を特徴としています。
レプリカの復元模型だけでは伝わらない本物の化石の重量感を、ぜひこの機会にご覧ください。
開催期日:2024/04//27~2024/11/30
開催場所:ピリカ旧石器文化館 ガイダンスホール
展示資料:ピリカカイギュウ肋骨・前腕骨化石、サメの歯化石、その他貝化石など