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【国立アイヌ民族博物館】 シンポジウム「アイヌ資料をコレクションすることを考える」

現在開催中の第5回特別展示「イコㇿ ウエカリレ ― アイヌ資料をコレクションする ― 」の関連シンポジウムを下記のとおり開催いたします。
対面のみの実施となりますが,みなさまの参加をお待ちしております。
 
また特別展示は11月20日(日)まで開催中です。
北海道内はもちろん,全国から重要文化財を含む貴重なアイヌ資料が一堂に集結しています。
この機会をお見逃しなく!!
 
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国立アイヌ民族博物館 第5回特別展示
【シンポジウム「アイヌ資料をコレクションすることを考える」】
 
本シンポジウムでは、アイヌ資料のコレクターである人物や組織が、どのような意図や目的を持ってコレクションを形成してきたのかを概観します。
そこから、アイヌ資料を収集する行為が、各時代におけるアイヌ民族を取り巻く状況に、どのような影響を与えてきたのかを議論し、「アイヌ資料をコレクションすること」とは何かについて考えます。
 
日 時  2022年11月5日(土) 13:00~16:30
場 所  国立アイヌ民族博物館1階交流室
プログラム
1.開会のあいさつ 13:00-13:05
   佐々木 史郎(国立アイヌ民族博物館 館長)
    
2.発表「アイヌ資料をコレクションすること」
(1)「アイヌ資料とはなにか」 13:05-13:35
   鈴木 建治(国立アイヌ民族博物館 研究主査)
(2)「記述されるアイヌの文物―近世の文献資料から考える―」 13:35-14:05
   谷本 晃久(北海道大学大学院文学研究院 教授)
(3)「民族調査の中のアイヌ資料」 14:05-14:35
   関口 由彦(国立アイヌ民族博物館 研究主査)
 
  休 憩  14:35-14:40
 
(4)「開拓使が集めたアイヌ資料―収集者によるアイヌ資料観―」 14:40-15:10
   加藤 克(北海道大学植物園・助教)
(5)「萱野茂が収集したアイヌ資料と博物館」 15:10-15:40
   萱野志朗(萱野茂二風谷アイヌ資料館 館長)
   山崎幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授)
 
  休 憩  15:40-15:45
 
3.総合討論「アイヌ資料をコレクションすることの時代変遷―過去・現在・未来」
15:45-16:25
  司 会: 鈴木建治
  登壇者: 佐々木利和(北海道大学アイヌ・先住民研究センター・招へい教員)
       萱野志朗、谷本晃久、加藤克、山崎幸治、関口由彦
 
4.閉会のあいさつ 16:25-16:30
  藪中 剛司(国立アイヌ民族博物館・研究学芸部長)

 
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