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博物館法改正の意見書を文化庁へ提出しました!!

令和元年11月に文化庁文化審議会に博物館部会が設置されました。部会において検討を要する事項の中に「制度面(登録制度)」、「博物館に関する人材に関すること」が含められています。さらに、博物館部会の下に「法制度の在り方に関するワーキンググループ」(令和3年2月2日設置)が設置され、博物館法改正のための具体的な議論が進められています。

改正議論の俎上にあげられている、登録制度や学芸員資格制度は、博物館の法的位置づけ、学芸職員の身分にも関わる重要事項として、特に注目してきました。その一方で、博物館施設の8割を占める類似施設では博物館法の適用を受けないことから、博物館法改正に対して大きな関心が払われていないことも確かです。しかし、博物館法改正は、博物館で働く私たち学芸職員の身分や働き方そのものに大きな変革をもたらすものであることを意識し、3回の学習会を通じて、博物館法改正に対して適切な意見反映を行うことが必要と考え、今回の意見書提出にいたりました。

また、博物館部会部会長の島谷弘幸氏(九州国立博物館館長)とワーキンググループ座長の浜田弘明氏(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)にも意見書写しを提出しています。

文化庁長官宛意見書.pdf

学芸職員部会会員の意見集約.pdf