昨年度実施した「釧路の海」コーナー(当館常設展示1階)のリニューアルを記念して、9月2日(土)~11月5日(日)に当館マンモスホールにて特別展を開催します。昨年度リニューアルした展示用写真・映像の撮影を担当した釧路市出身の水中写真家、関 勝則氏が今年新たに撮影した4Kスーパーハイビジョン映像や大型写真パネルで、釧路や道東地方の海とそこにすむ生き物たちを紹介します。
トドの群れ、巨大イカとの遭遇、昆布の森がはぐくむ命の営みなど、水中撮影の第一人者、関カメラマンが撮影した異次元の大冒険を、多くの方々にご堪能いただければと思います。
会期:平成29年9月2日(土)~11月5日(日)
会場:釧路市立博物館マンモスホール(入場無料)
主催:釧路市立博物館
共催:釧路市立博物館友の会・釧路自然史研究会
協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
≪特別展示内容≫
(1)50インチ4Kモニターによる4Kスーパーハイビジョン映像の展示上映
上映内容:「人懐っこいトドの群れ」「北の海のアイドル、ナメダンゴ」「エゾメバルの群泳」「キタユウレイクラゲの舞い」「命育む昆布の森」
(2)大型写真パネル、大型写真タペストリー
(3)釧路沿岸の海藻レプリカ、関勝則氏の潜水撮影機材展示
(4)コンブの森にすむ生き物生体展示
(5)タッチプール「釧路の海の生き物にさわってみよう!」(ヤドカリ、ヒトデなど生体展示)
www.city.kushiro.lg.jp/museum/kikaku/2017/umi.html…
≪関連行事≫
*海辺のいきもの観察会(実施済み)
日時:8月19日(土)9時~12時
講師:関勝則氏
会場:昆布森漁港東側
*博物「缶」特別販売
日時:9月2日(土)9時半~
販売場所:釧路市立博物館1階受付
関勝則氏が撮影したサンマ写真をパッケージデザインとして使用した、サンマ缶詰(株式会社マルハニチロ北日本製造)を特別展開催期間中限定発売いたします。
*講演会「くしろの海の生き物撮影秘話(仮)」
日時:10月15日(日)13時半~16時
会場:釧路市立博物館講堂(入場無料/申込不要)
講師:関勝則氏
−−−−−
関勝則氏プロフィール
1954年釧路市生まれ、現在羅臼町在住。水中ガイド、資源調査、水中写真・ビデオ撮影を手がけ、主に知床羅臼の海を撮影し続ける写真家。環境保護を目的とした講演活動なども行う。北海道教育委員会講師バンクに登録。NAUIインストラクター。
「ダーウィンが来た!」「さわやか自然百景」「ワイルドライフ」といった誰もが知る自然番組の水中撮影を数多く手掛けていることでも有名。「ナショナルジオグラフック」をはじめ多くの雑誌や図鑑で写真を発表し続けている。「いのちの海知床」(北海道新聞社発行)ほか写真集を出版。厳冬の流氷の海であっても毎日のように潜水業務をおこなう。年間潜水日数は230日以上。平成28年度から釧路市立博物館の展示用写真・映像をおこなっている。