小樽市総合博物館(本館)では平成29年度企画展「旧手宮線が伝えるもの~小樽の鉄道史~」を開催しています。
北海道最初の鉄道である手宮線の廃止から31年、また昨年11月には散策路完成の開通式が行われました。1880(明治13)年に鉄道が開業し、道内の石炭が小樽から全国に運ばれ日本の近代化を支えてきた手宮線の役割は大きく、その使命を終え残された鉄道遺産は地域の財産といえます。
今回の企画展は旧手宮線に関する資料や常設展では紹介されていない小樽の鉄道史にスポットをあてた展示内容となっています。中でもプロジェクターマッピングモデルを使用し、明治から現在の小樽の変遷を紹介するコーナーはお薦めの一つです。
また企画展示室までの回廊には、写真展「北海道の鉄道のある風景」を同時開催しています。みなさんの地域の風景写真も展示されているかもしれません。
6月17日(土)13:00からは、ギャラリートーク「旧手宮線の歴史」を開催します。小樽におこしの際はぜひ当館にお立ち寄り下さい。