三笠市立博物館では、今村 享氏(札幌在住)の製作した古生物と生命をモチーフとした木彫りの作品を約60点展示します。
中でもアンモナイトの化石をテーマとした作品群は、化石によく見られるひび割れや、剥げ落ちた殻までも作りこまれており、実物と見まがうほどの精巧なものとなっています。
一方、生命をテーマとした作品群は、地球史における生物の進化を、水と生命の関わりを意識しながら抽象的に表現したものとなっています。
今村氏は実物の化石のコレクターでもありますが、アンモナイトの化石を見ているうちに、無性に木に彫ってみたくなったそうです。
これらの作品群は、見ているだけでも素直に造形が面白いものですが、同時に、化石には実物を超えて様々な楽しみ方があることも、感じていただければと思います。
皆様のご来館をお待ちしております。
【会 期】10月12日(日)〜11月30日(日)
【場 所】三笠市立博物館多目的ホール
【料 金】入館料(大人450円 小・中学生150円)のみでご覧になれます。
【時 間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)